2021年明治探偵GAME難易度5の疑問点

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また、明治探偵GAME2021年依頼書5の壮大なネタバレを含んでいます。

それを了承の上で先に進んでいただければと思います。

事件解決までの謎解きの流れ

事件解決までのおさらいです。当初、公開実験はこのようにループしていると考えられました。

0日目:山川教授から公開実験の要請を受ける。

実験1日目 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験2日目 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験3日目 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験4日目 この時、協力者からの手紙を受け取り、今までの流れに疑問を投げかけます。

ここまでの情報で、山川教授のカードの出し方から、実は別の日があったのでは?

ということに気がつけるかどうかがポイントでした。

実際には、

0日目:山川教授から公開実験の要請を受ける。

実験1日目 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験2日目 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験3日目 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験4日目 透視成功。←参加者全員記憶消される。

実験5日目 透視成功。全てのカラクリを見破り超能力の実証成功。

という全員の記憶が消された空白の4日目の仮説を建てることで解決へ向かいます。

ですが、提供された情報から、ここにたどり着くまでに相当苦労。

いや、

提供された情報のせいでまともに進めませんでした。

天気予報の情報の謎

最初のストーリーブック(入れ物)で提供された。

ちふね
ちふね

今日から六日間ずっと晴れなんですって!

”今日”というのは山川教授から超能力の公開実験を”明日”実施するという勧告を受けた日です。翌日から公開実験が開始されます。

謎解き段階で晴れの日を6日間続けると。

0日目、晴:山川教授から公開実験の要請を受ける。

実験1日目:晴 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験2日目:晴 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験3日目:晴 透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験4日目:晴 不明 ←参加者全員記憶消される。

実験5日目:晴 不明 ←参加者全員記憶消される。

実験6日目:雨 透視成功。←参加者全員記憶消される。

実験7日目:雨 透視成功。全てのカラクリを見破り超能力の実証成功。

このように考えることはできるのですが、情報が足りないため、

不明な4日目、5日目に何があったのか?

もしくは、1日目だと思っていたのは実はすでに3日目だったのか?

(初日から、寝苦しい・・・という表現もあり。)

1日目と2日目の間などにも空白の日が入るのでは?

と、どれも一つに絞る状況がなく、前に進むことができませんでした。。。

解決後にわかる事実にも謎が深まるばかり。

江戸警部は事件解決後にはこんな事も言っています。

あれ?そういえば確かに、昨日は木曜日だったはずなのに、今日は火曜日だぞ?つまり、もう五日も経っているのか?

この情報を踏まえ先程の状況に曜日を導入すると。

0日目、晴(木):山川教授から公開実験の要請を受ける。

実験1日目、晴(金):透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験2日目、晴(土):透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験3日目、晴(日):透視失敗。←奇十郎以外記憶消される。

実験4日目、(月):透視成功。←参加者全員記憶消される。

実験5日目、(火):透視成功。全てのカラクリを見破り超能力の実証成功。

6日間晴れ、という情報どころか、晴れは4日しか続いていません。

この江戸警部からの情報は、問題を解決した後しかわかりません。

明治時代の天気予報精度はこんなもん。信じるのがアホ。と言われればそれもそうですが、この”6日間晴れ”という情報をストーリーに掲載する以上、大事な情報だと思うはず。

さらに日々の不整合性に気がつくための重要な情報の一つでもあり、

ちふね
ちふね

晴れのはずなのに洗濯物が何で濡れてるの~!

というちふねからの振りもあるため、これがダミーというのはかなり辛い。

この6日間晴れ。という情報にかなり苦労させられました。

さらに厄介なちふねの存在

最終日にちふねは、

ちふね
ちふね

わ~どうして?お洗濯物がびしょぬれ!ああ!昨日塗り直して外に干していた棚も、塗料が取れてる!何でかしら・・・もう、六日間晴れるって言ってたのに~!

相当な六日間晴れ押しです。

晴れると思ったから洗濯物を干したというのは理解できますが、棚に塗料を塗っていることから昨日は晴れているはず。そう考えてしまったことも解答にたどり着けなかった要因です。

怪盗ゲンゴウも、

ゲンゴウ
ゲンゴウ

雨ノ日お前(奇十郎)ノ記憶消シタはズ・・・

ということから、実験日に雨の日があり、成功した日だから奇十郎を含めた参加者全員の記憶を消した日があることを示しています。

江戸警部の証言も含めると、最終日を含めて連続2日が雨の日でしかありません。

考えられるちふねの行動としては、

公開実験に成功したその日、

雨にも関わらず嬉しすぎて棚に塗料を塗り始めたDIYちふね。

途中でゲンゴウにその日の記憶を消されたが、

あまりに楽しかった棚の塗装作業は記憶に残り、

翌日、大慌て。

ということのようです(何)

もう意味がわかりません。不思議ちゃんちふね。で解決するしかありません。

奇十郎は色が判別できない?

奇十郎は最初の段階で透視の不調を訴えています。それは。

奇十郎
奇十郎

透視自体はできるんだが、表面に色がついていたり何か塗ってあったりすると透視の結果が狂うみたいなんだ。

と言っています。

にもかかわらず。塗装された金庫の透視結果に対して。

奇十郎
奇十郎

金庫の中身は「手まり」だ。どうだ。これで証明されだだろう。

と自信満々に言っています。

中身が違っていても、

奇十郎
奇十郎

そんなバカな!確かに金庫の中には「手まり」があったはずだ!

と前言どこいった状態です。

表面に色がついていない状況とは?

そもそも”表面に色がついている”という状態はわかりますが、”色がついていない”とはどんな状況でしょうか。

依頼書5では、無機質な鉄で作られた金庫は透視成功しています。

一方で、黄色の金庫や橙色の金庫、漆塗りの金庫は透視失敗しています。

そもそも、色は光の反射を目を通じて脳に認識することで、色を判別します。

ですので、色が無いという状況は光の反射が無い=完全な黒ということです。

無機質な鉄にも色はあります。

そもそも色が無ければ、それが何か判別することはできません。ただの黒です。

奇十郎自身そのことを勘違いして理解している可能性が高いですが、その場合、どのような状況で成功して、どのような状況で失敗するのかを検証する必要があります。

今までの透視成功の前提が総崩れです。

ただし、この件は、謎解きに関係ないのでただの雑談です^^

対策しないゲンゴウ

4日目に奇十郎に”無機質な金庫”の透視を成功させられたゲンゴウ。

そのままの状態で5日目の実験を開始しています。

奇十郎曰く、ゲンゴウは、

奇十郎が表面に色がついていたり何か塗ってあったりすると透視の結果が狂う。

ということを知っていたようです。

にも関わらず何も対策することなく5日目を迎えるゲンゴウ。

さらに不思議なことに、カラクリが暴かれた5日目。奇十郎含む参加者の記憶を消してループさせなかったゲンゴウ。

結局の所、奇十郎に活躍してほしかったのかな?などと思ってしまうところまで考えてしまいます。

そのようなことを考えると、どこまで目をつぶって考えるべきか。

樹枝状に伸びていく可能性に心が折れそうでした。

今回の難易度5はかなりボリュームもあり、複雑に絡んだ謎解きは非常に面白かったのですが、できれば大きなノイズは勘弁してもらいたいです。

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