今年も開催されました明治探偵GAME。2017年の今回は怪盗ジダイからの挑戦状”怪盗遊戯”です。
今回は明治探偵GAMEのレベルは参。前半戦の最高難度なので謎解きも明治村にも慣れている人向けの難易度です。
※この記事はネタバレを含みます。答えを見たくない方は先に進まないようにしてください。
明治探偵GAME 怪盗遊戯 挑戦状参 怪盗、欺く
難易度参の問題と自分なりの解答を紹介したいと思います。
公式サイトより解答は公開されております。
今回の題材はスゴロクです。
挑戦状 参 数札の謎
双六 表面
双六 裏面
数札 1~3
数札 4~6
明治探偵GAME 参 解答編
今回の双六は本当にサイコロを振るようなものではなく、数札の謎を解き、指示された場所へ行き、その場所で指定の数札を使うことで出て来る数字の場所へ進んでいきます。
一つ目のマス
始:まずは振り出しに向かえ
”ふりだし”は双六の表面では学習院長官舎となっているので、まずはそこへ向かいます。
一つ目のマス 数札箱のありか
公式ヒント:数札箱のありか
降り出しの地「学習院長官舎」で、建物の説明を読んでみよう。
今回の場合、和と洋が合わさっている、ということからも学習院長官舎であることがわかります。
その隣の西洋の建物は「西郷従道邸」であり、バッテンのついた位置に行くとありました。
一つ目のマス 使用する数札の謎 解答
公式ヒント:使用する数札
自転車のイラストが描かれた数札を数札箱に入れると計算式が完成するようだよ。数字がわかったら、次に行き先に進もう。
ここに指定の数札を差し込むのですが、今回の場合。
”使用する数札”が「自転車」となっているため、自転車の札を差し込むと、枠内に数字が出てきます。
三 タス 三
となり、
A,6
となりました。
そこで双六上の学習院長官舎の”6”の場所が品川燈台となっているため、次の目的地はそこの周辺のようです。
左にある我輩からの伝言1の図形は双六の裏面にメモする場所がありましたので記載しておきます。
どうやら双六を全て辿った後で使用するようです。
二つ目のマス
1振り目で品川燈台にたどり着きました。次のマスへ進みます。
九メートルの高さに
SONEを持つ建物を出発し、夜に使えない時計まで進め。
右手に見える大きな館と、その先にある小さな館の間を探せ。
二つ目のマス 数札箱のありか
公式ヒント:使用する数札箱
辿り着いた場所にある建物の説明を読むと、SONEが何かわかるようだね。
目的地が品川燈台付近であり、9メートルの高さとなれば、品川燈台そのものであることがわかります。
これは品川燈台がフランス人の設計によって作られたものであり、通常英語で、東西南北は
NWESなのですが、フランス語ではWESTではなくOで始まるらしく、これが良くSONEとして出題されます。
ですので、これが品川灯台であることは確かなようです。
夜に使えない時計とは傍らにある”日時計”のことであり、その右手には菅島灯台官舎があり、横には倉庫のような建物があります。
その間に数箱はありました。
二つ目のマス 使用する数札の解答
公式ヒント:使用する数札
一番右の数札は「自動車」のようだよ。
上の数札を①~④の条件に合うように並べる必要があるようです。
①蒸気機関車の右隣に自動車
②徒歩は一番左
③馬車と蒸気機関車の間には自転車だけ
④人力車は自動車の右にはない
徒歩の右の札を使え。
この条件のとおりに数札を並べると。
徒歩、人力車、馬車、自転車、蒸気機関車、自動車
となり、徒歩の右の札である人力車を使うと、
ニ かけるニ ヒク ニ となり、
A,2
でした。
品川燈台のマスで2を見ると、次に名古屋衛戍病院へ向かうことがわかります。
左にある我輩の伝言2にある情報はしっかり双六の裏面に記載できるようになっています。
三振り目
指示通り名古屋衛戍病院につきました。
三つ目のマス 数札箱のありか
公式ヒント:使用する数箱
全部で6マス塗りつぶせるようだね。塗りつぶした形は、建物の形を表しているのかな?
上の絵柄の情報から、下のマス目を埋めます。
左から、にほん、いちご、りんご、たわし
それぞれの言葉には数字が含まれていて、そのマスを黒く塗れ。とあるため、
に、いち、ご、ご、しのマスを塗ると、曲がった線が出てきました。
これは名古屋衛戍病院の渡り廊下を表しており、バツの位置に数箱がありました。
すみません、もう札が入っています。
三つ目のマス 使用する数札の解答
公式ヒント:使用する数札
「わ」とは「輪」のことのようだよ。
イ:わ×4で動く
ロ:わ×4とあし×4で動く
わは、輪のことであり、4つの輪で動くのは自動車。
4つの輪と4つの足で動くのは馬車であり、
その数札を数箱に入れると、
五 ヒク 四 となり
A、1
次は、高田小熊写真館周辺に行くことがわかります。
横の我輩の伝言3の情報もしっかり拾っておきます。
四振り目
四つ目のマス 数札箱のありか
公式ヒント:使用する数箱
「う」は「上」を表しているみたいだね。
最後に4つめの場所ですが、高田小熊写真館周辺というのはわかっています。
実際に、双六のヒントを見ると、何やら建物の配置図のようなところに文字とウとシの文字。
これはウは上、シは下の文字を読めばよく。
左から、ガラスノヤネは光を取り入れるためのガラス屋根がある高田小熊写真館の表しており、
右上は、サバキノマとなり宮津法廷裁判所であることがわかります。
そして下は、クロキヤカタとなるのですが、これが位置は離れているのですが菊の世酒造を表しており、結ばれた矢印はそこへ行く道を表しています。
菊の世酒造で看板がありました。
イ:しひましわあ
ロ:ゆあし
「しみず」の「あがり」で読め。
四つ目のマス 使用する数札の解答
公式ヒント:使用する数札
「しみず」は「し」を見ないという意味のようだよ。
これは「し」を見ず、「あ」を「り」に変換して読むと。
イ:ひまわり
ロ:ゆり
となります。
そこで数札をよく見ると、ひまわりとゆりの描かれた札があり、それを使用すると
何やら文字が出てきました。
A,HAWAII
指示の通りハワイ移民館へ行き、建物の中にある陳列棚を調べると、宝箱発見。
その横に、盗まれる予定の物も置いてありました。
この中の1つが今回の怪盗ジダイのターゲットのようです。
ちなみに先程の数札を入れた時に出てきた、
四 ヒク 一
は3で上がり。双六は終了です。
双六の上がり、から我輩の伝言を整理する。
双六を辿ることで全ての我輩の伝言が手に入りました。
一つずつ見ていきます。
一つ目の伝言
一つ目の伝言のヒントと解答
公式ヒント:一のヒント
数札の謎の近くに描かれている矢印と、数札の絵の周りに注目してみよう。ジダイが出した数字がわかったら、双六でどのマスに通ったのか確認してみよう。ジダイも「振り出し」から「あがり」まで辿ったようだ。
この蝶ネクタイのような模様は、数札に記載がありました。
これを立て看板の柄の通りに並べると、怪盗ジダイが双六で辿った跡が分かります。
その辿った場所にはジダイがお土産のような物が記載されていました。
学習院長官舎:あひる
内閣文庫:もなか
品川燈台:せんす
呉服座:かかし
となっています。
二つ目の伝言です。
二つ目の伝言のヒントと解答
公式ヒント 伝言二
それぞれのひらがなは何かの頭文字のようだね。参上札のそれぞれ何が違うのかを考えれば繋がりそうだね。「我輩からの伝言1」で確認したマスをよく見れば、ジダイが盗んだものが何か分かりそうだよ。
は も あ み と記載しましたが、これは双六の裏面にあるジダイからの手紙の色の頭文字を表していることに気がつけば、
は:灰色
も:桃色
あ:赤色
み:緑色
この順番に先程ジダイのお土産のようなものを、手紙の中の空いたマス目に入れていきます。
我輩の伝言3の謎
同じ○を合わせ、指の先を見よ。
三つ目の伝言のヒントと解答
公式ヒント 三のヒント
「同じ○」とは「同じ大きさの○」と考えると良さそうだ。双六をよく見てみよう。折ると合わせることができるよ。その後は僕達の絵が鍵を握りそうだね。
双六をよく見て見ると、同じ円の大きさのマスが2つあります。
高田小熊写真館のマスと学習院長官舎のマスです。
これを重なるように双六を折り曲げます。
指先とは、明治探偵社の方の指先であり、その先にある文字を読むと。
A,ほしつきさせ
となります。
このほしとは双六にかかれているほしであり、そのほしを突き刺して(裏側に)出て来る裏面に該当の文字が出てきました。
灰色 あ
桃色 な
赤色 せ
緑色 し
黄色 か
我輩からの伝言4の謎
四つめの伝言のヒント1と解答
我輩の伝言4の公式ヒント1
文字を当てはめた後、双六の上下にある文字に注目してみよう。
文字の当てはめ方は、さっき出てきた「穴」を使ってね。
三回”あること”をすると最後の答えに辿り着くようだね。
ホシを突き刺したことで出てきた言葉の手紙の色と、菊の世酒造、ハワイ移民館で見つけた情報と同じマス色のマス目に入れることで3つの言葉が出てきます。
あしか
↓
なか
↓
せなか
四つめの伝言のヒント2と解答
伝言の謎4の公式ヒント2
まずは最初の言葉を”折る”ことで”作る”必要があるよ。最初の言葉が出てきたら、コノでゃ二番目の言葉、、次は三番目の言葉、のように作ってみよう。
この3つの言葉は双六の裏、表にある四角に囲まれた文字の並びを指していました。
順番にこの文字ができるように双六を折って言葉を作っていくと。
ジダイからの手紙で”菊の眼鏡を頂いた”と出てきました。
菊の眼鏡がジダイのターゲットとわかります。
A,怪盗ジダイにすり替えられた物は”菊の眼鏡”である。
明治探偵GAME 挑戦状 参を終えて。
今回は双六ということで、順番に謎を解いていく必要がありました。
ですので、途中にあるヒントはかなり多め。
もし謎がわからなくても、双六で目的の場所付近まではわかりますので、後はなんとか探してもいけるかなと思います。
ただ、やはり前半戦最後の挑戦状参の最後の謎は難しめ。
何気なく双六を見ていると、何やら縦の折り線がついていたので、もしかしたら、と思って文字を眺めることで最後の謎が解けましたが、この折り線が無かったら、気が付かなかったかもしれません。
今回の挑戦状参は凝ってますね^^
設置物も数札も双六もかなりの精度で作る必要があり、それぞれに多く手間がかかっている感じがします。
謎を作る、ということはものすごく大変ですが、こういう設置物を計画、設計するのも、
なんだか夢(謎)を実現させるために必要だと思うと楽しそうです。
かなり面白かったです。
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