かなり難易度の高かったSCOOP4に続きSCOOP5の悩みそうなところを中心にネタバレしないように注意しながら参考になりそうなヒントを出していければと思います。
ただ、やはりこちらも考えることが多い問題でした。
難易度4よりは易しい・・・というか面倒ではないというぐらいでしょうか。
SCOOP5 怪人十二面相 謎解きアトラクション 明治村
最初から国宝の鍵暗号、所有者暗号、防犯装置に正解鍵と問題がかなり入り組んでいる様子。
国宝が入れられている防犯装置を開けるためには、所有者暗号の答えから目的の場所を導き、そこにある国宝入りの防犯装置に、鍵暗号の答えを使って謎を解き、正解鍵が何か(マーク)を特定します。
整理しながらいかないといけないようです。
取材1
国宝は1~5まで。暑いですが頑張っていきましょう。
国宝1 碧海之鏡
鍵暗号は矢印の向きと漢字の部分。
所有者暗号はひもを使って円を描きます。1寸の長さを測りそれを中心にペグシル(シャープペン)を突き刺してコンパスのように使えば良さそうですね。
国宝2 菩提阿弥陀像
鍵暗号 50音。
所有者暗号は一つずつ調べれば大丈夫ですが、明治村上級者なら上から読めば二人の名前が勝手に出てきそう。
漢字と読みは難しいので注意。え?と思ったら明治村のHPへ
国宝3 浪漫婦之涙
鍵暗号はZがヒント
所有者暗号は手持ちのキットを使います。
国宝4 皇室古屏風
鍵暗号はこちらも国宝2と同様に五十音。
所有者暗号は小刀を折り紙して作れば出てきます。
国宝5 雪舟画
鍵暗号:四角に注目するのではなく、四角の間に注目
所有者暗号:こちらも手持ちのキットを使います。
取材2
解読に成功し、マークを特定できたら、続いて5つの鍵束のヒントの内、4つは現在手に入れられそうです。
その4つから鍵の保管場所を推理します。
長女の居場所
少しわかりにくいですが、矢印の向きが変わっている場所は鏡です。
長男の居場所
中央が正八角形の代表的な建物です。
次男の居場所
灰色の宝冠事件で偽アジトになっていた場所は石垣の上にある家がヒント
数字に順番に文字を入れていきます。
4文字の場所は一か所しかありませんので、そこにも文字を入れていきます。
鍵束の在処
ここで鍵束の在処4つを組み合わせて5×5の正方形を作ります。
マス目は被ります。黒マスを被せながら考えると作りやすいかもしれません。
ちなみに正方形の情報はP7にありました。
一か所だけ埋まらない気がしますが、後から類推して入れることができました。
ちなみに、最後の正解鍵のマークは今まで出てきたことのないマークですので、消去法ではいけません。
ようやく6つの国宝に対する正解鍵のマークが分かりましたので報告書に記載して途中報告です。
追加ページ1 取材3
予想通りの展開です。金之助の潜入捜査で挽回しなければいけません。
変装の達人を変装で欺くってすごいですね。
さぁ、ここでまたややこしい情報が出てきました。
どうやら、鍵束の在処1/5を用いて解読すると、正解鍵ではなく禁忌鍵が導かれるそうです。
その禁忌鍵を、本来正解鍵で開けられるものに使うと、部屋に閉じ込められる。
らしいです。
今までは鍵暗号と所有者暗号で、国宝の正解鍵を導いていました。
禁忌鍵は鍵暗号と鍵束の在処1/5で解読すると、禁忌鍵が導かれるようです。
さてここで。
鍵束の在処1/5はどこにあるのでしょうか。
実は、これは先ほど作った5×5の正方形のことを指すようです。
1/5が部分的なものかと思いきやまさか全部とは・・・
そんな説明は無いのでわからないのですが、気を取り直して1/5を使って禁忌鍵を特定していきます。
織田館長の書き置き
国宝の名前から消えている文字を組み立てます。直接建物名称が出てくるわけではありません。
続いて1/5と鍵暗号を使って解読していきます。
国宝1の禁忌鍵
文字をひらがなにして1/5と照らしてみます。
ここで1/5で分からなかった最後の一文字が埋まりました。
国宝2の禁忌鍵
これもひらがな。
国宝3の禁忌鍵
ちょっとよくわかっていません。5×5ですし。「解」の位置も考慮すると、
矢印の先にあるものを1/5から見つけるのかなと思います。
国宝4の禁忌鍵
1/5から同じような場所を探します。
国宝5の禁忌鍵
パズルであてはめて余ったところ。
国宝6の禁忌鍵
これは1~5が分かったので消去法。
資料館 館内見取図を使った謎解き
非常に分かりにくいですが、先ほど見つけた国宝に対する禁忌鍵を2段目に記載。
その禁忌鍵が正解鍵となる国宝の数字(国宝一、国宝二、などの数字)を三段目に入れます。
目的は、
ということをする必要があります。
ですので、国宝を現在の正解鍵で解錠できる場所から、対応する禁忌鍵の国宝の場所に持っていく必要があります。
ややこしいですね。
とりあえず、騎士の間からスタートするのですが、ここは動かす国宝の文字数毎に読んでいきます。
動かした先の国宝ではありません。動かす国宝の文字数であることに注意。
順番に玉突きで読んでいくと文章が出てきます。
取材4
十二面相を閉じ込める罠をしかけたところで、金之助から長く詳細な情報の電報が入ります。
こんな長い電報を打ちに行く余裕があるんだ。
と思いますが情報を整理します。
どうやら十二面相の部下は国宝が何か知らないので騙すことができるが、十二面相は国宝が何か知っているため騙せないそうです。
さらに部屋には通気口があるので、十二面相はそこから逃げることができるそうですが、部下はできないようです。太っているんでしょうか。
なので、十二面相の部屋はちゃんとした国宝を置いておかないと、罠がばれて逃げられてしまうみたいですね。
部下は閉じ込めつつ、そのうえで、変装した金之助と十二面相を1対1の状況を作り出すにはどうしたらよいでしょうか。
国宝の移動を考え直す
帝王の間の国宝6は動かせないということは、国宝6の場所に移動するはずだった国宝4はどこか別の部屋に持っていく必要があります。
また、最初の騎士の間でも部下を閉じ込める必要性から女王の間にある国宝2を騎士の間に持ってこないといけません。
その際女王の間は罠が仕掛けられなくなりますが。。。問題無いですよね。
さてそれだけでは完全な包囲網は作れません。(通気口うんぬんはおいておきましょう、多分そこから出るのに時間かかるんです。)
完全な包囲網を作るためには、ある場所の鍵をかけなければなりません。
普通に鍵かければいいじゃん。
と思うのですが、なぜか使用されている鍵は、とある国宝の防犯装置を解除する正解鍵のようです。
なぜそんなことになっているのかわかりませんが、そうらしいです。
このあたりはストーリーブックのP2に唐突にしゃべり始めた館長の言葉がヒントになっているようです。
〇〇の鍵は何?
最後の鍵を特定するためには、鍵をかけたい場所にかかれている〇.〇メートルという長さ。
そしてその紙の右下には何気なくヒントが載せられています。
メートルをその寸法に変換した上で、逆さまに読む(-“-)?と、楽器になります。
その楽器を総称のような2文字の別の名で読み(-“-)?、P2の館長の唐突なヒントと1/5の鍵の在処を使って解くと2文字の言葉が出てきます。
実はこの2文字は何かの名前です。
その何かをストーリーブックから見つけることで、〇〇の鍵のマークが分かります。
それらの情報を途中報告に記載して追加資料2を頂きます。
さすがにこちらはポックル(伝書鳩)を使用しますね。がんばれポックル。
追加資料2 取材5
よし!十二面相も追い詰めて最後の謎解きだな!と思っていたら、突然のトンデモ展開により、閉じ込めた場所から逃げ出す十二面相。
高さ100mの通天閣ほどもある壁に囲まれた資料館も人の手によってなんなく通過できてしまいます。
そして、十二面相の追跡が始まりますが、ドタバタ新喜劇を見ているような冷めた感覚です。
ハハハハハ。
追跡中の出来事1
できた三角形は折り曲げてみえないようにするといいかも。
追跡中の出来事2
そのままですね。縄を使った円を描きます。
理由は分かりませんが、円が重なった場所が起点となるようです。
追跡中の出来事3
何かを落とした。と書いてありますが、相当大きなものを3か所も落としており、それを回収する理由も不明です。
拡大させるギミックも使いましたが、一度に回収できる領域をなぞれ。という謎ワードは無視して一筆書きのルートを確定します。一応回収できたのかな・・・というルート。
ちなみに一方通行は書いてある場所のみです。その先の道の分岐点から分岐点まですべてではありません。
ん(-“-)? と思いながら最後に到達する場所を特定。
現地に行くと。。。無い。。。?いや、あれか?と思って近づいてみるとありました。
これはみつけにくい。みなさんも注意して足元を探してください。
そして、中の物は一体なんでしょう。かなり汚れていてわかりませんでした。
ようやく捕まえることができた十二面相ですが、先のトンデモ展開なことがあったので全く安心できません。
と思ったらやっぱりです。
これってもしかして、怪人十二面相の原作のオマージュだったりするのでしょうか。ここまでわざとらしく逃げられてしまうとそう勘ぐってしまいます。
SCOOP5の感想
SCOOP5全体的な感想としては、”わかりにくい”です。
全員が全員何をしようとしているのかわからず、物語に入り込むことができませんでした。
SCOOP4と比較すると、作成ギミックも少なく4をやった後だと、少し物足りなさもあるかも。
全体的にもSCOOP4の方が難しいような気がします。
ただ、4に続いて、突飛な解釈は5でも健在。
じめじめする湿気と暑さの中、この思考をトレースするのはかなり厳しい。
金之助や探偵社の織り成すストーリーにのめり込むというよりは、作者の考えにのめり込む必要があり、ヒント無しでは結構辛い。
いや、ヒントあっても辛かった。
ストーリーとしても、鍵のヒントにするほど大事な犬を、探偵社に譲るまでにどんなドラマがあったのだろう?とか、そんな使用頻度の高い場所の鍵を国宝の鍵と兼用するのはどうなの?
高さ100メートルの壁って・・・うそぉ。
みたいに気になるところが多々ありますが、このあたりは謎解きのためですよね。
ですが、ストーリーよりも、どうしてこういう設定にしたのか、不自然な会話は謎のためだよな。と、変な勘ぐりが多くなってしまい、見えない作者の考えを読み解く必要があるのは、明治村で行う謎解きとしては少し興ざめです。
なんとかなりましたが、何度かあきらめようと思いました。
次に期待したいです。
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